「アジアも日本の良さをもっと知ってほしい」
広報・文化担当公使として「日本」を発信する
道上尚史さん 在中国日本国大使館公使
北京の日本大使館に4月末着任した。
内閣府の仕事で訪中経験も多い。韓国ソウルの大使館勤務や経済交渉で磨いた「発信力」に大きな期待が寄せられている。
98年から赴任した韓国で行った講演や講義は2年で25回。韓国語で本も出版、「あなたのように堂々と日韓関係を語る日本人を初めてみた」と言われるほど対話を重ねた。
「違う発想に接し、取り組むことで自分がよく見える。相手を説得する手法も、対外交渉で学びました」
韓国のことわざに、「ゆくことばが美しければ、来ることばも美しい」とある。「国どうしでも同じです。双方が、相手につばを吐くだけではだめ」
「でも、中国は日本の実情を知らない面が多い。いろいろなところに飛びこみ、日本のすばらしい面をアピールしたい」
日中関係を自転車に例える。「こがなくても、放置していても倒れてしまう。前に進むには双方の意識的な努力が必要です」
半年前から中国語の勉強を始めた。
「日本は世界で評価の高い国。東アジアでもその良さを知ってもらいたい。日本の文化や情報をどんどん発信していきます」
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