「在日中国人のかかりつけ医になりたい」
中国語と日本語で診療にあたる
小川 智子さん 医療法人社団 日中友好医院院長
1月に開院した日中友好医院の院長。中国語と日本語で診療にあたり、在日中国人や華僑、中国残留孤児帰国者の患者に大きな安心感を与えている。
上海出身。病院勤務を経て1992年に来日、日本人と結婚し主婦に。大きな転機となったのが93年の入院。
3つの病院で十分な診療を受けられず、4つ目で腹膜炎と診断された。「話しても理解してもらえない病人の絶望的な気持ちがわかり、もう一度医者になって話を聞いてあげたいと思ったのです」
ご主人の理解を得て横浜市立大学に研修などで通い、約10年かけ日本の医師免許を取得した。
院長になると専門医の資格取得が難しくなるため就任にはためらいもあったが、平山順子・NPO日中医学交流センター副会長らの「あなたしかいない」という熱意に押され、在日中国人のためになれたらとひき受けた。 診療して感じるのは精神的に悩む患者の多さ。「異国で受けるストレスが大きい。私より日本語が上手な人もいますが中国語で話したいようです。プライマリー(初期)治療の窓口、在日中国人のかかりつけ医になりたいと思います。」
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