「日中の地方同士、民間同士が積極的な交流で相互理解を」
NPO法人資格の取得で県協会の発展をめざす
酒井哲夫さん 福井県日中友好協会会長・前福井市長
市長を退任したいま「日中友好は生涯の仕事」と決意を語る。
初訪中は文革中の1973年。「広州から北京、東北3省への旅でした。廖承志さん(中日友好協会会長・当時)にもお会いしました。あの時の感動はいまも忘れられません」
「不死鳥の福井」といわれる。終戦時の大空襲、48年の大地震、さらに2004年の大豪雨。そのたびに奇跡の復活をとげた。
市長時代の大豪雨では大量の泥とゴミが発生した。市民や周辺自治体との迅速な協力で被害を最小限にし、防災システムにも工夫をこらし、災害モデル都市との評価を得た。また市長時代に福井市は「全国都市の住みよさランキング」で連続日本一に。
こうした実績と人柄で退任時には石原信夫・元官房副長官が送別の会を開いた。
「中国でも防災やまちづくりで私の経験が役立つことがあるかもしれません。地方同士が民間の立場で交流をつづけることが相互理解にとって大事です」
福井県日中は今年、NPO法人の資格取得をめざす。「法人化によって活動をさらに活性化させたい」全国市長会副会長を2期つとめたネットワークと手腕に期待は大きい。
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