「中国青年招へい事業は次世代のよい関係づくりです」
この18年間で30代のエリート中国青年を4000人招いた
金子節志さん 独立行政法人国際協力機構(JICA)理事
1987年に当時の中曽根首相の提唱ではじめたJICAの中国青年招へい事業。来日した中国青年は、昨年までに4021人にのぼった。今年も240人が招かれる。
来日するのは、中国の各地で「国づくり」に励んでいる平均年齢30歳前後の将来を嘱望される青年たちだ。「この事業の特長は、同年齢の日本青年たちと2泊3日の合宿セミナーや、おなじ2泊3日のホームステイなどの市民交流にあります」
初期に来日した青年たちはいま各省や市の各機関、企業やメディアのリーダーに育ちつつあり、この事業の成果は着実にあがっている。
「来日した青年たちと率直に語り合い、長期的な、そして多様な視点で対応することが大事でしょう。次世代のよい関係を築くためにもこの事業をしっかりつづけたい」
大学を卒業後、建設会社に就職したが、国際協力の仕事へのあこがれから退職し、アルバイトをしながらJICAの前身の海外技術協力事業団に再就職した根っからの国際協力人。2001年4月、琵琶湖で協会が開催した「日中友好交流会議」では講師として参加している。
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