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災害から芽生えた友好感情 ギョーザ事件に始まったことしの日中関係は、チベット暴動、長野での聖火リレー騒動と、よいことがほとんどなかった前半だったように思います。もちろん、5月には胡錦涛主席が来日し、行われた日中首脳会談を通し、両国の「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する共同声明が発表されるなど高い評価を与えることができますが、国民レベルの嫌中感は、首脳同士の対話だけでは解消できない深刻さがありました。 今回の地震では、当初、中国政府の正式な受け入れ要請が遅れて、日本の国際援助隊が出発を延ばさざるを得なくなるなど手違いが生じました。それでも遅れて出発した援助隊は懸命の救援活動を展開しました。特に、倒壊した家屋から収容した遺体に救援隊員が整列して黙祷を捧げる1枚の写真は、中国国民の感情を大きく揺さぶったようです。本紙6月15日号によれば、この写真がネット上に公開されるや、在北京の日本大使館や在重慶の総領事館に日本の救援への感謝の電話やメールが相次いでいるようです。 私は週末に地元の各種会合に出席する機会が多くありますが、先日出かけた新宿区サッカー連盟の懇親会や港区内の「明るい社会をつくる会」のバザーでは、どちらの会場でも四川大地震救援の義援金を募っていました。そして参会者が進んで500円、1000円とカンパしている姿が印象的でした。 |
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